Super Randonnée Fuji は東京の西、高尾山の麓の高尾駅を発着点とするACP認定Permanentです。国道最高地点の渋峠や、日本有数の高原地帯である美ヶ原、霧ヶ峰、蓼科高原を経由し、日本一の富士山を望む河口湖や山中湖の湖畔を走り抜けます。 コースには、碓氷峠や麦草峠などサイクリストにはお馴染みの峠や、菅平高原や美ヶ原高原への長い登り坂も含まれ、累積標高は11,105m(ACP申請値)と険しいコースです。 ただ険しいだけでなく、軽井沢や菅平、蓼科、清里、山中湖といった日本有数の避暑地や、百名道に数えられる志賀草津道路やビーナスラインを走る好景観コースでもあります。 120km以上続く山岳ツーリングSuper Randonnéeのコースはレギュレーションで累積標高10,000m以上登らなければなりません。当然、長い長~い登りや激坂もあります。武石から清里までのビーナスライン、メルヘン街道、清里ラインをつなぐ区間は、120km以上に渡り標高1,000mを越える高原地帯を走ります。 最終コントロールは富士山600kmの道中ではコントロールポイントを通過した証明として、指定された目印と一緒に自転車の写真を撮ってきてもらいます。このコントロールポイントには、めがね橋や日本国道最高地点の石碑、JR鉄道最高地点記念碑など定番の記念撮影のポイントや、女の神展望台などのビューポイント、道の駅で一番標高の高い「美ヶ原高原美術館」などを指定しました。 そして最終コントロールポイントでは、山中湖の湖畔から日本一の富士山を背景に写真を撮ってもらいます。雄大な富士山を背景にした記念写真でタフなツーリングを締めくくってください。 出走は計画的にとは言え、標高2,000mを超える峠越えや標高1,000m以上の高原地帯でのアップダウンもあります。そのため、登坂だけでなく天候の影響も厳しいものがあります。夏でも10度を下回ることもあれば、30度を超える暑さの中で走ることもあるでしょう。ゲリラ豪雨や落雷もあるかも知れません。また、通常の600kmBRMに比べ、登坂が多い分だけ走行に時間がかかります。悪天候への備えだけでなく、補給や休憩の計画など準備を入念に行って出走してください。 |